自己採点をしたのですが、インターネットで調べたところによると合格基準点ギリギリで受かっているかとても微妙で、そのせいで仕事も勉強も手につかなくて…。
結果を変えられないのは分かっているのですが、合格発表までどのように過ごしたらいいでしょうか…?
今年度の本試験、本当にお疲れ様でした!
まずは受験日まで働きながらコツコツと勉強を続けられてきたこと、僭越ながら心より敬意を表します。
しかし、仕事にも影響が出てしまうのはよくありません、合格発表までどのように過ごしたらよいか、一緒に考えてみましょう!
目次
受験から合格発表までの過ごし方とは
それでは、宅建試験受験から合格発表までの間、どのように過ごしたら良いか、以下の通り解説していきます。
まずはゆっくり休む
何がともあれ、今年の宅建試験までの間、働きながら・時間のない中で学習を続けられてきたのですから、一旦は休むようにしましょう。
勿論すぐに学習を開始してもよいのですが、もし本当に来年度も受験するのであれば、今から本格的に勉強を開始してしまうと、一番大事な直前期で必ず息切れしてしまいます。
勉強を開始するにせよ、短期間だけでもゆっくりするようにするべきでしょう。
今年の総括をする
少し落ち着いたら、今年の本試験の分析を行うようにします。
具体的には、ただ問題の○×だけを確認するのではなく、
どの問題が取るべきで、どの問題は落としても問題なかったか
を確認することです。
得点するべき問題と得点は難しかった問題の判別は、ご自身が使っていたテキスト・過去問を見ながら行うようにします。
テキストに記載があって強調されていたにもかかわらず得点できなかったものは、恐らくは現場レベルで得点するべき問題であったといえます。
逆に、テキストにも過去問にも記載・出題がなかった問題については、現場レベルでは得点は難しかったといえます。
この分析を行うと、得点が難しかった問題を解けなかったからといって不必要に落ち込む必要はありませんし、逆に得点するべきところで得点できなかったのであれば、次年度以降の対策にも繋がります。
また、得点ができなかった問題については、
何が原因で失点したのか
も併せて分析を行うようにします。
知識がなかったのか、問題の解き方が悪かったのかで対策が変わってきます。
宅建試験後休むにせよ、今年の総括だけはやっておくようにしましょう。
結果から次の行動を決める
上記のような総括を行ったら、その結果次第で次の行動を決めるようにしましょう。
現在では各受験指導校である程度の基準点予想を立てているので、ご自身の得点がそれら基準点の2~3点以上の上乗せがあれば、余程のことがない限り問題なく合格しているはずです。
逆にご自身の得点が基準点よりも下回る、あるいは基準点ピッタリという場合には、ある程度不合格であるということも想定しなければならないでしょう。
合格している可能性が高いのか、あるいは不合格の可能性が高いのか、その結果をもって次の行動を決める試金石となります。
決断する
大体の分析ができ、ご自身が合格推定が働いているのか・そうではないかが分かったら、今度はどこかのタイミングで決断をしなければなりません。
これは「いつまでに」ということではありません。
その時が「今」なのかもしれませんし、この記事をご覧になっている「一週間後」なのかもしれませんし、あるいは「合格発表までは待つ」というのも選択肢なのかもしれません。
いずれにしろ、どこかのタイミングでは決断をしなければいつまでも先には進めません。
もし本当に次年度以降も受験を続けるのであれば、苦しいですがどこかのタイミングで「決断」をしなければなりません。
合格していた場合を想定する
上記の通り、基準点予想よりもある程度の上乗せがあるようであれば、合格していることをある程度想定して行動しても良いと思います。
以下では、合格していた場合を想定する場合の行動について解説していきます。
とりあえずは発表を待つ
基準点から2~3点以上得点できた方は、マークミスやその他の原因で余程のことがなければ合格しているでしょうから、合格発表まで待っていればいいでしょう。
ただ、何があるかは分かりませんから、発表までは決して気持ちを切らさないようにしてください。
できればテキストを見ておく
たとえ合格していたとしても、実務で役に立つでしょうから、宅建業法や権利関係を中心にテキストを見ておくことをオススメします。
合否に関係なく、勉強しておくことは決して無駄にはならないはずです。
他資格受験を検討してみる
もしどうしても何かしていないと気が済まないという方は、他資格の勉強をするのもオススメです。
宅建試験の学習後であれば、他の不動産資格である管理業務主任者やマンション管理士などの資格の勉強もスッと入ってくるでしょう。
これらの資格試験では、宅建試験でも出題があった宅建業法や区分所有法などの出題もあるので、本気で目指すかどうかは別にして、テキストを一読しておくのもいいでしょう。
少し難易度が上がりますが、行政書士や司法書士なども今後のキャリアアップにはオススメです。
不合格だった場合を想定する
既に色々なところで出ている基準点予想から大幅に下回っている場合には、残念ながら今年度の合格の見込みはほぼありません。
ですから、もし本気で来年度の宅建試験を目指すのであれば、覚悟を決めて学習を開始する他ありません。
以下では、不合格だった場合を想定する場合の行動について解説していきます。
できるだけ早期に学習を開始する
来年度本気で受験を考えるのなら、できる限り早期に学習を開始した方がいいのは間違いありません。
今まで使用していたテキストや過去問集を使用するのでもいいですし、気持ちを新たにテキストなどを一新してもいいでしょう。
特に通信講座や受験指導校を利用するのであれば、下記のような早期割引もあるので早めの申し込みがお得です。
受講相談を利用する
不合格がほぼ確定したとはいえ、
「すぐ次年度に備えよう!」
と気持ちを切り替えられる人はなかなかいません。
それでも前に進みたい、ということであれば、各受験指導校が行っている「受講相談」を利用してみましょう。
勿論、指導校側は自校の講座をオススメしてくるでしょうが、ご自身がどこがダメだったのか、どうすれば合格に近づけるのか、を聴ける機会は大変貴重です。
特に、アガルートアカデミーの受講相談では無料で行っているので、是非積極的に活用してみてください。
合格点ギリギリの場合には
やはり一番落ち着かないのは、 各受験指導校で出している基準点予想から1~2点±の方だと思います。
その基準点に届いているか、いないかで大きく結果が変わるのですから、落ち着かないのは当然です。
解決になるかどうかは分かりませんが、以下のように考えてみてはいかがでしょうか。
落ち着かないのは仕方がないが…
繰り返しになりますが、発表までの間落ち着かないのはある意味当然で、落ち着けというのが無理な話です。
しかし、それが原因で様々なことに影響が出るのは良くありません。
例えば、食事・睡眠が平時より取れなかったり、仕事に集中できず支障が出たりする、などです。
それができたら苦労はしない…!
との意見もあるでしょうが、まずは目の前のことに集中するようにしましょう。
とりあえず少しずつ勉強を始めていく
合格が濃厚な方も勉強を辞めてしまうのは良くありませんが、予想基準点ギリギリの方はなおさら宅建試験の勉強からは離れるべきではありません。
勿論、基準点付近まで得点できる能力はあるわけですから、今までやってきた勉強を少しずつでも始めていくのがよいでしょう。
その際には、今まで使用していたテキストや過去問集を使いながら、一日数ページ・数問でもいいですから、宅建の勉強から気持ちを離さないようにしましょう。
待つのも楽しみとする
これは落ち着かない方にとっては酷な話ですが、「落ち着かないで待っている状態」というのもある意味では幸せなことです。
なぜならば、不合格がほぼ確定してしまっている受験生からすれば、それすらできないのですから。
発想の転換ではありますが、合格点ギリギリの方は落ち着かない状態を逆に「合格まで心待ちする」くらいの状態に持っていければベストです。
もっとも、筆者も受験生だった当時のことを思い返せば、そのような気持ちでは到底いられませんでした。
あくまでも、発想の転換の方法として参考にしていただければ幸いです。
でもまあ…、結局は待つしかありませんものね
分かりました、いくら落ち着かなくても、今できることを全力でやっていきますね!
それでも結果が気になって落ち着かない方へ
ここまで記事をお読みいただいても、どうしても勉強のやる気が出ない、とお悩みの方もいらっしゃると思います。
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