勉強法

「受からない」を解決! 社会人の宅建リベンジ組が考えるべき、合格するための方法論とは

健
小林先生、私は先生に言われたとおり、自分が何故宅建に受からないのか、自分なりに考えてみましたが、やはりイマイチ良く分からないんです…。

勉強方法が悪いのか、それとも他に何か理由があるのか…。

私も今年こそはリベンジしたいと考えております、何か方法論のようなものはありますでしょうか…?

小林先生
小林先生
健さん、こんにちは。

勉強していても成果が出ないときは本当に辛いですよね…。

私も働きながら勉強しているとき、心が折れそうなときが何度もありました。

今年こそは宅建試験に受かるように、健さんに合う方法論を一緒に考えていきましょう!

健
はい、よろしくお願い致します!

リベンジするための方法を去年の試験結果から学ぼう

昨年度の宅建試験に合格できなかった受験生の皆さんは、今年こそは絶対にリベンジしたい、と強く思っているはずです。

昨年と同じ失敗をしないためにも、

「何が足りなかったのか」

「どうすれば受かったのか」

をしっかりと分析しておく必要があります。(令和2年度の試験概要の詳細についてはこちら

以下、知識・演習・本番の想定力の面から、それぞれ解説していきます。

知識が足りない

宅建試験に受からない受験生は、単純に知識不足であることが多いです。

ただひとえに知識不足といっても、習得すべき知識のが足りないのか、それとも習得した知識の精度が足りないのか、によって対策が変わってきます。

知識の量が足りない場合、これは単純に宅建試験に充てた時間が少ないことが原因です。

宅建試験に合格するためには、少なくとも一日1~2時間程度約半年間毎日勉強する必要があります。

知識の量が足りず合格できない受験生は、このスタートラインに立てているかを確認してください。

また知識の精度が足りていない受験生は、知識を習得するために繰り返す回数が足りないことが原因です。

単調な反復練習はとても苦痛ですが、宅建試験に合格するためには避けては通れません。

いずれにしろ、知識が足りていなくて宅建試験に受からない受験生は、合格するためにも必要な知識をできるだけ多く、正確に暗記する必要があります。

宅建試験に合格するために必要な知識を暗記する方法はこちらの記事に詳細を書いておりますので、是非参考にしてみて下さい。

宅建試験に受からない受験生は、知識が足りていない場合が多い

演習が足りない

宅建試験に受からない理由として、宅建試験に必要な知識は習得しているものの、それを使いこなすための演習が不足していることも多いです。

演習不足を補うためには、まずは過去問集を利用することが必須です。

テキストによるインプット作業だけではなく、積極的に過去問集を使用し、アウトプット作業を早い段階から行うようにしましょう。

過去問集の具体的な使用方法についてはこちらの記事に詳細を書いておりますので、是非参考にしてみて下さい。

また、何回か宅建試験を受験された方の中には、

「過去問は十分にやり尽くした…!」

という方もいらっしゃるでしょう。

その場合には、市販の予想問題集や模擬試験なども利用し、新作の問題でも解けるように訓練するべきです。

ただし、徒に新作の問題ばかりを追いかけず、常に過去問から離れないように注意をしましょう。

宅建試験に受からない受験生は、過去問を中心とした演習が足りていない場合が多い

本番の想定力が足りない

宅建試験に受からない理由として、

本番を想定して学習をしていないこと

が挙げられます。

すなわち、普段分野別の過去問集や肢別の問題ばかりを解いているため、出題される50問を2時間でいかに解くか、ということをあまり意識していないのです。

宅建試験本番では、時間制約のある中で問題を解きますし、1問解いたら解答を確認できる状態でもありません。

普段やり慣れている勉強環境とは全く違う環境で本試験を受けるため、本番までの間に数度「本試験と同じ環境」を想定して問題を解いてみるべきでしょう。

例えば、市販の予想問題集を購入して、図書館や自習室など落ち着いて問題を解ける場所で、時間をしっかり測って解いてみるようにしてください。

また、どうしてもお金をかけたくない場合は、数年分の過去問であれば不動産取引推進機構のホームページに掲載されているので、そちらをプリントアウトして利用してみるのも良いと思います。

ちなみに問題を解いたら、併せてマークシートに解答することも練習してみて下さい。

普段の学習では、なかなかマークシートを使用している受験生は少ないと思いますが、本試験は当然ながら選択肢の中から解答し、最後はマークシートに答えをマークしなければ得点にはなりません。

宅建試験本番では、合計2時間の中で問題を解く+マークをしなくてはならないので、本番を想定するのであれば、マークする時間も含めて練習をするべきでしょう。

とはいえ、上記のような状況設定をなかなかご自身でやるのは大変です。

そこでオススメなのは、通信講座や受験指導校が開催する模擬試験です。

宅建試験の本番が近づきますと、各校で案内がありますので、是非一度は受験してみることをオススメします。

参考までにオススメの模擬試験を挙げておきます。

是非参考にしてみて下さい。

【通信講座・予備校の模擬試験】

LECの模擬試験

クレアールの模擬試験

宅建試験に受からない受験生は、本番を想定して勉強できていない場合が多い

健
なるほど、こう考えてみると、知識以外にも自分には足りていないところがたくさんあるな…。

特に、本試験を想定してはなかなか勉強できていなかったな…。

宅建にリベンジするため、ご自身の勉強方法を見直そう

上記にように過去に受験した年度の分析をおこなったら、宅建にリベンジするため実際にご自身の勉強方法について分析をしていく必要があります。

特に十分な勉強時間も確保し、やるべきことをやっているはずなのに宅建に合格できない、という方は、残念ながらご自身の勉強方法が何かしら間違っている可能性があります。

因みになかなか宅建試験に受からない受験生の共通点については、こちらの記事に詳細を書いておりますので、是非参考にしてみて下さい。

以下では宅建にリベンジするため、考えられる間違った勉強方法について解説していきます。

偏りがないかどうか

間違った勉強方法として、

バランスを欠いた「偏りのある勉強方法」であること

が考えられます。

例えば、過度にテキストの読み込みを行い、過去問演習を後回しにしたり、逆に過去問をひたすら解き、テキストの読み込みを全くしない、などです。

テキストの読み込みだけを行っていても問題が解けるようになりませんし、逆に一度出題された問題をただ解いていても、新作の問題が解けるようにはならないからです。

また、比較的理解しやすい宅建業法に時間をかけ過ぎて、苦手意識のある権利関係に手を付けないでおく、など科目間の勉強時間にも偏りがあるような勉強方法は避けるべきです。

宅建試験は全部で50問出題され、各科目・分野から満遍なく出題されています。

その50問の中には受験生の中で合格レベルにある方であれば解ける問題から、合格レベルにある受験生でもほとんどの方が解けないいわゆる「捨て問」までそれぞれの問題にはレベル差があります。

仮にご自身が苦手意識を持つ科目の解ける難易度の低い問題が解けないと、それを埋めるために難易度の高い捨て問を正解しなければならなくなってしまいます。

ですから、出題科目の中で一つでも苦手科目を作るべきではありません。

いずれにしろ、方法や内容に偏りのない勉強を心掛ける必要があります。

偏りのある勉強はしないようにしよう

効率の悪いことをやっていないかどうか

間違った勉強方法かどうかを考える上で、

「効率が悪いことをやっていないかどうか」

を考慮する必要があります。

例えば、宅建受験生が最もやってしまう効率の悪い勉強法が、サブノート作りです。

社会人にとって宅建試験の勉強は、それまで経験されてきた学生時代の勉強とは違い、お仕事をしながらスキマ時間を見つけてやっていかなければなりません。

少ない時間で合格に直結する最も効率の良い勉強をする必要があります。

因みにノートを使った勉強方法については、こちらの記事に詳細を書いておりますので、是非参考にしてみて下さい。

他にも、やってしまいがちな効率の悪い勉強方法としては、ダラダラとテキストの読み込みをしてしまうことです。

宅建試験をはじめとする資格試験において、テキストの読み込み(=インプット作業)は必要な知識を習得するためには必須です。

しかし、ただ何となくテキストの字面を追っていっても頭には入りませんし、問題を解けるようにもなりません。

テキストの読み込み(=インプット作業)をする際には、必ず問題を解く(=アウトプット作業)を意識して行わなければなりません。

具体的なテキストの使い方については、こちらの記事に詳細を書いておりますので、是非参考にしてみて下さい。

効率の悪い勉強はしないようにしよう

健
なるほど、こう考えてみると、自分の勉強方法にはかなり偏りがある気がするなぁ…。

特に、細かい所に目が行ってしまって、重要な所が抜け落ちている気もする…。

テキストの読み込みの仕方とかも、まだまだ改善の余地がありそうだな…。

今年宅建試験にリベンジするための方法論とは

それでは以上を踏まえて、今年宅建試験にリベンジするための方法論について具体的に解説していきます。

出題の多い分野から学習しよう

宅建試験は、

  1. 権利関係:14問
  2. 宅建業法:20問
  3. 法令上の制限:8問
  4. 税・その他:8問

の全50問から構成されています。

その中でも全体の4割を占める宅建業法については、当然学習の優先度は高くなります。

合格レベルの受験生の大半は、宅建業法を得意にして準備していきますから、宅建業法は完成度を高くしておかなければなりません。

次に高い割合を占めるのが、権利関係です。

権利関係は理解するのに時間がかかりますし、問題も難しい場合が多いです。

ですから、時間のあるうちからしっかりと基礎を固めるようにしましょう。

勿論、他の分野を疎かにしていいわけではありません。

しかし、今までなかなか宅建試験で結果を出せないのであれば、ご自身が考えている「合格レベル」が、実際のそれと比べて差異がある可能性があります。

ご自身の中で結果が思うように出ないという方は、宅建業法と権利関係、まずはこの2科目をしっかりと固めるようにしましょう。

宅建試験に出題される問題数の多い科目から対策しよう

重要度の高い問題から学習しよう

上記にも述べたように、宅建試験50問は

  1. 出題頻度の高い分野で難易度の低い問題
  2. 出題頻度の高い分野で難易度の高い問題
  3. 出題頻度の低い分野で難易度の低い問題
  4. 出題頻度の高い分野で難易度の高い問題

で構成されております。

その中でも最も重要度が高いのは、出題頻度が高く難易度の低い問題です。

なぜならば、この問題は合格者であれば確実に得点できるため、ご自身が得点できないと合格から遠ざかってしまうからです。

宅建試験の勉強期間が長くなると、比較的難易度の低い問題は正解できる可能性が高くなるため、上記①の問題を疎かにしてしまう傾向があります。

しかし、いくら普段は正解できていたとしても、本試験で得点できなければ全く意味がありません。

上記①のような問題は、いつ・いかなる場面でも絶対に得点できるように、十分な対策を心掛けて下さい。

因みに人によっては、テキストや過去問集を目の前にして、どこから手をつけていけば良いか分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。

過去の不合格を経験して、どこから手をつければ良いか分からない方については、こちらの記事を是非参考にしてみて下さい。

宅建試験の中でも、重要度の高い問題から解けるようにしよう

問題の解き方を工夫しよう

宅建試験を何度か受験していると、合格に必要な知識は身に付いていきます。

しかし、不合格の受験生の話を聞いていると、

過去問では解けるけれど、本試験ではできない

という声をよく聞きます。

その大きな理由としては、普段の過去問学習が間違っている可能性があります。

すなわち、

過去問の勉強では単に正誤判定しかしておらず、それ以上の研究を行わない

場合です。

本試験では、過去に出題された問題と全く同じものは基本的には出題されません。

ですから、過去問を使って勉強する場合は、

その問題が仮に新作であった場合、どこに着目しなければならないのか

ということを常に考えて勉強しなければなりません。

過去問を使った学習方法については、こちらの記事に詳細を書いておりますので、是非参考にしてみて下さい。

宅建試験に出題される問題の解き方を研究しよう

合格者の勉強法を真似しよう

ご自身であれこれ考えてみても、

結局どうやって勉強したらいいか、自分には分からない…

という方もいらっしゃると思います。

語弊を恐れずに言えば、宅建試験の合格を目指す方はまだ宅建に合格したことがないわけですから、当然と言えば当然だと思います。

そこでオススメしたいのが、合格者の勉強法を真似すること、です。

インターネットで調べてみると、様々な合格体験記を見つけることができます。

その際に注意したいのは、

  1. 出来るだけ受験環境の近い合格者の勉強方法を真似すること
  2. 短期間で合格した方の体験記ばかりを鵜呑みにしないこと
  3. 体験記の良いところばかりを参考にしない、徹底的に真似すること

です。

①については、一人一人受験環境が違いますから、ある体験記を参考にしても、それがご自身に妥当するかどうかは分かりません。

例えば、学生と社会人とでは可処分時間は全然違いますし、年齢や既に取得した資格によっても、持っている知識は違います。

それらを全く加味せず、ただ成功体験だけをなぞっても意味がなく、むしろ不必要に不安になったり、やる気がなくなったりして、せっかくの研究も逆効果になってしまいます。

②について、上記と重複するところがありますが、参考にする合格者が短期間で合格している場合、その方の受験環境や受験背景に大きく起因するところがあります。

すなわち、

  • 一日の可処分時間が3時間以上である
  • 司法書士や行政書士など、既に他資格を取得済みである
  • 職場が不動産会社や金融機関など、宅建試験の知識が比較的ある
  • 資格試験の勉強について、慣れている方である

など、宅建試験に有利な環境・背景がある場合です。

③についてこれも上記と重複する部分がありますが、例えば

合格者Aさん:たった3ヶ月で独学で勉強して一発合格

合格者Bさん:働きながら6ヶ月で合格

合格者Cさん:一日1時間程度の勉強時間で合格

という合格体験記があったとして、Aさんの「3ヶ月の勉強期間」とBさんの「働きながら」と、Cさんの「一日1時間の勉強期間」を見習いたいとして、それぞれの合格者の勉強方法を真似しても意味がありません。

Aさんはたった3ヶ月独学で勉強して合格しましたが、前提として宅建以外の資格試験を受験しているかもしれません。

またBさんも働きながら6ヶ月で合格しましたが、週休二日制で休みの日は充分に勉強時間が確保できるのかもしれません。

あるいは、Cさんも一日1時間程度の勉強時間で合格しましたが、ある程度長い期間かけて勉強していたのかもしれません。

それぞれの合格者のいいところだけを見てそれを取り入れたとしても、合格者それぞれの合格に至る経緯等が違う訳ですから、真似をするのであれば、全てをきっちり取り入れる必要があります。

宅建試験に実際に合格した方の勉強方法を参考にしよう

健
なるほど、全ての分野を満遍なく勉強するのではなく、出題される頻度や問題の重要度の高いものを重点的に勉強すればいいのか…!

せっかく一度全範囲を学習しているわけだから、もっと効率良く勉強できるはずだ…!

小林先生、色々とご指導ありがとうございました…!

どうしてもご自身では方法論が分からない方へ

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ここまで記事をお読みいただいても、どうしても今年合格できるような方法論が分からない、とお悩みの方もいらっしゃると思います。

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