最近仕事が遅い日が多くて…。取引先に営業行って嫌なことも沢山あって勉強できなかったりして…。
社会人の宅建受験生ってホントどうやって勉強時間を確保してるんでしょうか。
方法についてはパッとすぐに答えられないので、拓さんの悩みを解決すべく、以下では、社会人宅建受験生が勉強時間を確保する方法を示していきますね!
目次
本当に勉強時間がないか一日を見直してみる
社会人宅建受験生の多くの方が悩むのが、勉強時間の確保だと思います。
その前提として、
「ご自身が生活する中で本当に宅建の勉強に充てられる時間がないのかどうか」
はよく見極めなければなりません。
まずは、以下の通りご自身の1日の時間を見直してみて下さい。
1日は24時間
これだけはどうやっても動かすことはできません。
どんな方でも1日24時間というのは決まっています。
普段の生活に宅建の勉強を無理矢理入れ込むわけなので、1日24時間の中で何かを削らないと時間は確保することはできません。
睡眠時間は6時間
社会人宅建受験生が一番考えるのが、睡眠時間を削ろうとすることだと思います。
実際私も宅建を受験しているとき、睡眠時間は4時間半でした。
どうしても勉強時間が確保できないときは、1時間半というときもありました。
ただ、6時間は寝ないとそもそも仕事に影響が出てしまうので、睡眠時間を削るのは最終手段だと思ってください。
勤務時間は8時間~10時間
社会人宅建受験生の多くは、仕事で拘束される時間として、平均8時間から10時間程度はあると思います。
当然ながら、仕事をしている時間は宅建の勉強をすることはできません。
ですが、エレベーター・エスカレーターの乗車時間やトイレ休憩、取引先への移動時間など、仕事をしていない時間というのも少なからずあるのではないでしょうか。
この8時間から10時間の間で本当に使える時間はないか、ということは考えるようにしてみて下さい。
通勤時間は?休憩時間は?
社会人宅建受験生の多くは、ご自宅から勤務場所まである程度長い時間(40分から1時間程度)かけて通勤していると思います。
時間制約がある中で、この時間を使わない手はありません。
またお昼休憩など、一定時間仕事の手を離れる時間があると思います。
勤務時間外の時間で使える時間はないか、ということも考えるようにしましょう。
休日はどのくらい勉強できる?
社会人宅建受験生の最も勉強時間が確保できるのが、休日です。
人にとっては、1日5時間から8時間くらいは勉強できるはずです。
普段仕事で疲れているので、休日休まず宅建の勉強に充てることは想像以上に大変に感じると思いますが、どうしても宅建に合格したいのであれば、試験日までは何とかしてするしかありません。
スケジュールを立ててみる
ある程度、勉強できる時間を把握できたら、ご自身のタイムスケジュールを可視化するようにしましょう。
ただ何となく過ごしていては、勉強するときとしないときと気分によって変わってしまうので、目に見える形でスケジュールを作成することをオススメします。(スケジュール作成に関する記事はこちら)
意識を変える
ちょっと厳しい言い方になるかと思いますが、上記を見て「自分にはできない」と感じるのであれば、仕事をしながら宅建に合格するのは無理だと思います。
繰り返しになりますが、1日の時間は有限なので、どうしても宅建に合格したいのであれば、ご自身の生活の中で何かを犠牲にしなければなりません。
精神的にも肉体的にも多少負荷をかけてでも時間を捻出しようという意識を持つことが社会人宅建受験生としてのスタートラインだと私は思います。
スキマ時間を活用して勉強する
社会人の宅建受験生は、やはりまとまった勉強時間が取りにくいので、スキマ時間を利用するしかありません。以下のスキマ時間について見ていきましょう。
一日の中で使える1分1秒を大切にする
社会人の宅建受験生がまず意識すべきなのは、1日で何時間も確保しようとせず、ご自身の生活の中で1分1秒捻出できる時間はないか、ということです。
たった1分1秒で何ができる、と意識しない方が多いように思います。
1日1分確保出来たら、1ヶ月で30分、半年で3時間です。
何にも意識しない方と1分1秒を大切にする方、この差は大きいと思います。
因みに私は、休憩時間に外食していた際、メニューを選んでいる時間が勿体ないからといって、そこで食べるメニューは毎回同じものでした。
そこでの確保できた時間は10秒とか20秒だと思いますが、その意識こそが大切なのです。
まとまった勉強時間でしか勉強できないという思い込みを捨てる
社会人宅建受験生の多くがいう、時間がないというのは、まとまった勉強時間のことを指すのであって、1分程度のスキマ時間は意外にあるように思います。
表の暗記や一問一答、テキストの読み込み(1ページから2ページ程度)など、そのスキマ時間で十分にできます。
また、強制的に設けられた時間制約の中で勉強することで、効率も上げることができます。
1時間から1時間半というまとまった時間がないと勉強できない、という思い込みは捨てるべきです。
無駄にしているスキマ時間はないか?
スキマ時間で勉強ができるとして、そのスキマ時間を無駄にしていないか、を検証するようにして下さい。
特に以下一つでも当てはまっていたら、改善してみて下さい。
- 合計1時間以上、テレビ・動画を見ていないか?
- 合計1時間以上、スマホでゲームをしていないか?
- 合計1時間以上、SNS等で時間を無駄に潰していないか?
スキマ時間でできる勉強を予め決めておく
スキマ時間で宅建の勉強できるとして、事前に準備をしておかないと、効率的な学習はできません。
現在では、スマホで閲覧できる宅建関係の動画やアプリもありますから、そういったものを利用するのもアリです。
ただ、個人的にはそういった万人のためのツールではなく、普段ご自身が使っているご自身のためのツールで勉強した方が良いと思います。
オススメなのは、普段のテキストの表をスマホで写真を撮りためておいて閲覧していく方法です。
覚えたら消して忘れたら取り直す、を繰り返せるので、とても便利です。
具体的に勉強時間を捻出する方法
それでは、具体的にどうやって時間を捻出するかを見ていきましょう。
朝15分でも30分でも早く起きる
睡眠時間を削りすぎるのはよくありませんが、15分や30分程度なら無理せず時間確保が可能です。
特に朝は集中力が高まりますから、夜早く寝てでも朝に勉強するのはオススメです。
ただ、大幅な時間確保は仕事との兼ね合いもあり難しいでしょうから、15分や30分程度が限界だと思います。
夜15分でも30分でも遅くまで起きる
朝がどうしても早く起きれない、ということであれば、無理に朝型にする必要はありません。
かくいう私も朝が苦手で、どちらかというと夜に勉強することが多かったです。
ただこれも繰り返しになりますが、夜更かししすぎるのは仕事にも影響が出ますし、何より勉強自体の集中力も落ちます。
長時間勉強をしようとはせず、やはり15分や30分程度の短い時間がよいでしょう。
食事の時間(朝食・夕食)でできることをやる
あまり行儀はよくありませんが、食事中の時間も使うことができます。
勿論、紙と筆記用具を使って勉強することはできませんが、食事中スマホゲームをするくらいだったら、アプリや動画などを閲覧して勉強するようにしましょう。
勤務先から自宅に帰るまでに勉強できる場所へ寄る
社会人宅建受験生によっては、家ではどうしても勉強できない、という方もいらっしゃると思います。
そういう場合には、勤務先から自宅に帰るまでに勉強できる場所へ寄るのもオススメです。
カフェやファミレス、有料自習室など、多少お金はかかりますが、宅建合格のためには多少の投資は必要です。
因みに私は、勤務先から自宅に帰るまでにお気に入りのカフェに入り、1時間程度コーヒーを飲みながら勉強するようにしていました。
家族の協力を得る
仕事がある平日で、外出先で勉強するのも限界があります。
基本的には自宅内で勉強することが多いわけですから、同居している家族の協力は不可欠です。
勉強場所によっては、家族には静かにしてもらわなければならないかもしれませんし、朝早くあるいは夜遅くまで明かりをつけなければならないこともあります。
宅建の勉強で大変なのはご自身ですが、同時に家族への感謝も忘れてはいけません。
僕は一人で勉強しているわけではなかったんですね…。
家族以外にも友人や職場の同僚など少なからず迷惑やお世話になっているはずです。そういった方々への配慮も決して忘れてはならないと思います!
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