先生はとても時間がない中でわずか半年間で宅建試験に一発合格されたと聞きました!
是非そのやり方を聞きたいのですが…。
確かに私は宅建に比較的短期間で合格しました。
しかし、拓さんと私とでは受験環境が全く異なります。
ですから、全てが参考になるわけではないかもしれません。あくまでも一例としてお話を聞いていただければと思います。
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目次
半年間の勉強で宅建試験に一発合格した方法とは
私が宅建試験を目指そうとしていたときは、家電量販店の販売員として働いておりました。
家電量販店の販売員はシフト制で、出勤日はおろか出勤時間もバラバラでした。
そのため勉強時間を確保することもさることながら、体調を崩さないように勉強を続けるのも大変でした。
そんな中、実際に私が働きながら宅建試験に一発合格できた方法について、以下の通り解説していきます。
どんな教材を使用していたか
私が宅建試験の勉強に使用していたのは、ユーキャンの宅地建物取扱士(宅建士)講座
この講座を利用しようと思ったのは、
- 過去にユーキャンの通信講座で行政書士試験を突破したことがある
- ユーキャンのテキストは、社会人で時間がない受験生が必要十分な知識を習得することができる
- シフト制の仕事をしていたため、定期的に予備校などに通う余裕がなかった
という理由があったからでした。
実際に、配布されたテキスト・過去問を手に取ってみたときに感じたのは、
- テキストがA5サイズなので、持ち運びしやすい
- テキスト内に図が多く、初学者には分かりやすい
- 徹底的に過去の出題を意識したテキスト構成になっている
ということでした。
私が宅建試験に挑んでいたとき、一日の勉強に充てることができる時間は限られていました。
仕事がある日は細かい時間をかき集めても、せいぜい1~2時間程度しかなく、余計なことをしている時間は全くありませんでした。
その点ユーキャンの宅建講座は、社会人が働きながらでも資格取得ができるように工夫されているので、必要最低限の努力で無理なく合格レベルまでたどり着くことができるようになります。
特にシフト制の仕事をしていた私にとって、一週間で何回も予備校に通うことは不可能でした。
その点ユーキャンの宅建講座は、やる気さえ続けば時間や場所を選ばずに自分のペースで学習することができます。
私の場合、ユーキャンの宅地建物取扱士(宅建士)講座(※)を利用し、一日1~2時間程度の勉強を半年間毎日続けることによって、何とか一発合格することができました。
(※)今なら期間限定で、5000円の割引を受けることが出来ます!(令和3年5月31日まで)
因みに当時の私は、独学で宅建試験を挑戦しようとは思いませんでした。
現在ほど宅建試験に関する情報を無料で得ることができませんでしたし、何よりお金をかけてでも効率的に合格したい、という思いがあったからです。
しかし、どうしてもお金をかけられない・独学で宅建試験に合格したい、という方もいらっしゃると思います。
独学で宅建試験に合格するための方法論については、こちらの記事に詳細がありますので、是非参考にしてみて下さい。
勉強時間の確保はどうしていたか
上記にも述べたように、私が勉強に充てることが出来た時間は、平均1~2時間程度でした。
しかも机に向かって勉強できる時間はほとんどなく、多くは細かいスキマ時間をかき集めて勉強時間を確保していました。
社会人受験生は、
仕事から家に帰ってきて勉強しようとしても疲れて勉強できない
という方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
かく言う私もそうでした。
そもそも家に帰るのが遅いことも多かったですし、私はシフト制の仕事だったので、遅く帰ってきた次の日が早い時間からの出社ということも多かったです。
ですから、私が宅建試験の勉強に充てられたのは、出社してから家に帰宅するまでのスキマ時間のみでした。
具体的には、
- 通勤時間
- 昼休憩時間
- トイレ休憩時間
などを少しでも利用できる時間を有効活用していました。
それらをかき集めてだいたい1~2時間程度の勉強時間を確保していました。
社会人受験生は、こういったスキマ時間をうまく利用して効率的に勉強していく必要があります。
この他にも勉強時間を確保する方法については、こちらの記事に詳細がありますので、是非参考にしてみて下さい。
テキストと過去問の使い方
上記にも述べたように、私はユーキャンの宅地建物取扱士(宅建士)講座を利用し、働きながら一発合格することができました。
ユーキャンの宅建講座では、テキスト・過去問共に用意されており、基本テキスト3冊・過去問テキスト3冊を順にこなしていきました。
テキストを読み込む際には、細かいところにはこだわらず、とにかく先に進めることを心掛けました。
分からない箇所があったら、いつまでも悩むことはせず、付箋を貼って後で戻ってこれるようにしておきました。
そして、テキストの読み込みばかりをしないで、該当箇所の過去問も同時並行して解くようにしていました。
テキストと過去問の使い方については、以下の記事に詳細がありますので、是非参考にしてみて下さい。
勉強を続けていく方法
社会人の宅建受験生の最も多い悩みは、合格するまで勉強を続けていけない、ということではないでしょうか。
かくいう私も、働きながら勉強を続けていくのは想像以上に大変でした。
ただでさえ仕事で疲れている中、さらに試験勉強をするためには、宅建合格への強い想いとそれを維持する覚悟が必要です。
私も宅建試験を目指した際、ときには睡眠時間を極限まで削って勉強したり、39度近い状態でも無理して勉強したりしていたこともありました。
勿論社会人受験生は仕事を第一に考えなければなりませんが、宅建合格のためには多少の犠牲を覚悟しなければならないこともあります。
この他にも宅建の勉強を続けていくための方法については、こちらの記事に詳細がありますので、是非参考にしてみて下さい。
模擬試験の受験
普段の学習では知識の習得はできても、宅建試験の現場対応力まではなかなか養うことは出来ません。
そこで検討したいのが、模擬試験の受験です。
模擬試験は書店で市販されているものから、予備校や通信講座で開催されているものまでありますが、私がオススメするのは、圧倒的に後者です。
予備校や通信講座で開催される模擬試験の利点としては、
- 予備校等が用意した会場で受験することができる
- 試験会場の雰囲気が味わえる
- 本試験と同様の時間で受験することができる
- 他の受験生もいるため、緊張感が生まれる
などが挙げられます。
現在は新型コロナウィルスの影響で会場での模擬試験を開催されていないところもありますが、もし今後それらが解禁されれば、是非一度は受験していただければと思います。
因みに予備校や通信講座で開催される模擬試験を利用せず、市販の予想問題集を利用する方も、図書館やカフェなどでなるべくならば本試験と同様の環境下で受験されることをオススメします。
僕もまだまだだなぁ…。
合格者も勉強開始時は誰しも不安
宅建受験生は皆さん、孤独で不安の中勉強を続けています。
誰しもが勉強開始から全てうまくいくということはありません。
以下では、その不安をどのように克服していくかについて解説していきます。
受験生は誰も合格したことがない
当然ですが、宅建受験生は皆さん一度も合格したことがありません。
ですから、ご自身がやっている勉強が正しいのかどうかを確かめる術がありません。
宅建の合格者は皆この不安の中勉強を続けて合格しています。
宅建合格のためには、この不安を抱えながら勉強していく他ありません。
周りに左右されない
インターネット上には宅建に関する情報が溢れています。
その中には今まで宅建に合格した方々の体験記も多くあります。
しかし、受験生一人一人環境が違うため、その情報が必ずしもご自身に合うものかどうかは分かりません。
たとえば、同じ社会人受験生でも元々法律の勉強をしていたり、既に宅建以外にも法律資格を持っていたりすることもあります。
また、一日の学習に使える時間も人にとって全然違います。
同じ社会人でも、定時で帰ることができる仕事もあれば、遅い時間まで拘束される仕事もあります。
インターネット上ではよく
「合格までに300時間必要」
「3ヶ月程度の学習で宅建は合格できる」
などの記述を見聞きしますが、上記のように受験環境が違えば合格までに必要な勉強時間・期間も変わってきます。
そういった情報に惑わされず、ご自身のペースで学習を続けていく必要があるのです。
とりあえず周りに左右されないで、突き進んでいくしかないんだ…!
自分のペースで勉強を続けられるか
上記にも述べたように、宅建合格への近道は、一度決めた方法論を信じて合格まで継続することです。
以下どのようにして自分のペースで学習を続けていくか、解説していきます。
ブレないことが大事
上記にも述べたように、宅建受験生は
「このままで本当に合格するのか…?」
という不安を抱えたまま勉強していかなければなりません。
しかし、そこでその不安に負けて勉強に集中できなければ、宅建試験に合格することはできません。
選んだテキスト・過去問を頻繫に変えない
上記にも述べた不安により、選んだテキストと過去問を変えてしまう受験生が少なからずいらっしゃいます。
宅建の勉強が進み、その状態で書店で並んでいるテキストと過去問を手に取ると、そのテキスト・過去問がとても良さそうに思えてきます。
でもそれはそのテキスト・過去問が必ずしも良いからというわけではなく、ご自身の実力がついてきている可能性も高いので、安易にテキスト・過去問を変えるべきではありません。
隣の芝生は青く見えるものですが、ご自身が持っているテキストと過去問を変えてしまうと、表現方法や記載されている位置などが異なるため、せっかく覚えた内容が無駄になってしまいます。
出来れば選んだテキスト・過去問は頻繫に変えないようにして下さい。
自分のペースで合格するまで勉強を続けるぞ!
小林先生、ありがとうございました!
それでもどうしたらよいか分からない方へ
宅建初学者のうちは、どうしてもご自身では勉強方法を確立ができないという方もいらっしゃると思います。
そこであかつき塾では、そのようなお悩みをお持ちの受験生の代わりに、宅建合格のためのスケジュール作成・管理をはじめ、受験生のサポートを致します。(サービス内容の詳細については、こちら)
ご希望の方は、是非お問い合わせフォームへご連絡下さい!
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