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目次
宅建の勉強が続かない理由
社会人宅建初学者にとって、合格するまで勉強を続けていくことが第一関門です。
はじめに、多くの社会人宅建初学者がなぜ勉強が続けていけないのかについて解説していきます。
勉強内容が理解できない、イメージが湧かない
宅建の勉強内容は民法・宅建業法をはじめとした「法律」です。
初学者にとって、初めて見るような法律用語は理解ができず、イメージが湧かないものも多いです。
理解ができない、イメージが湧かない状態で勉強を継続していくのはかなり大変に感じるはずです。
勉強内容がつまらない、暗記が多い
宅建試験では、本試験で記述させるような問題が出題されるわけではなく、全て択一式です。
出題内容も、何か思考力を試すという類のものではなく、知識を暗記していれば解けるものばかりです。
暗記する内容も、無味乾燥な法律用語や要件ばかりなので、つまらないと感じるのも無理はありません。
仕事で疲れて勉強したくない
社会人の宅建受験生は、平時の仕事をこなしながら、勉強を続けていかなければならないため、当然疲れて勉強できないときもあると思います。
受験生一人一人勤務体系が違いますが、少なくても8時間以上仕事で拘束されるため、そもそもの勉強時間が少ない中、本来は空き時間は全て宅建の勉強に充てたいところです。
しかし、肉体的にも精神的にもキツイときに、宅建の勉強をしようと思ってもできない、というのはある意味当然ではないかと思います。
気が散る、誘惑に負ける
これは社会人の宅建受験生に限りませんが、宅建の勉強の他に興味がいってしまったとき、どうしても勉強が続かないということはよくあります。
普段生活している中で、やるべきこと・やりたいことは宅建の勉強だけではありません。
社会人受験生は、それらとどのように折り合いをつけていくか、について工夫していく必要があります。
宅建の勉強を続ける方法
当然ではありますが、宅建試験に合格するためには、合格に至るまで勉強を続けていかなければなりません。
以下では、上記の理由を踏まえて、実際に宅建の勉強を続ける方法について解説していきます。
理解できない、イメージが湧かない場合には
まずは勉強内容が理解できないとき、イメージが湧かないときですが、以下の通り進めていきましょう。
とにかくどんどん先に進めていく
勉強内容が理解できない、イメージが湧かないという場合でも、とにかくその場で止まらず、どんどん先に進めていく必要があります。
宅建の勉強をはじめ法律の勉強は、得てして「全体」が理解できないと細部が理解できないことが多々あります。
例えば、権利関係でいえば、「物権変動」の分野が分からなかったとき、その後で学習するの「債務不履行による解除」や「相続」に関する知識がないと、「物権変動」を理解することはできません。
勉強している分野で分からない・理解できないところが出てきたとしても、その分野だけでは解決できないこともあるので、その場で止まらずとにかく先に進めていく必要があるのです。
一回で理解しようとしない
上記にも述べたように、宅建の勉強は暗記の要素がかなり強いです。
無味乾燥な知識を覚えようとしても、それは「短期記憶(=一時的にしか記憶できない)」にしかならず、時間が経つと加速度的に忘れていきます。
短期記憶を解消するためには、何度も何度も繰り返して「長期記憶」と変えていくしかありません。
その前提として、一回で理解しようとすることはやめるべきです。
勉強内容がつまらない、暗記が多いと感じる場合には
次に勉強内容がつまらない、暗記が多いと感じるときですが、以下の通り進めていきましょう。
全部を理解しようとしない
宅建の試験範囲はかなり膨大です。
社会人の宅建初学者が短期間で合格するためには、全てを理解しようとしないことが大切です。
特に宅建試験は、出題される箇所がある程度決まっており、理解しなくても問題が解けるものも多いです。
ですから、特に社会人の宅建初学者は、問題が解けるレベルに理解をとどめることが重要です。
語呂合わせで覚える
上記にも述べたように、基本的には何度も繰り返し覚えることによって、知識を長期記憶にしていくことが大切ですが、限られた受験期間の中で全てを長期記憶とすることはできない場合があります。
その際には、語呂合わせなどを利用して短い期間だけでも覚えておけるようにすることも一考です。
仕事で疲れて勉強したくない場合には
それでは、社会人の宅建受験生の多くが悩む、仕事で疲れて勉強したくないときは、以下の通り進めていきましょう。
疲れているときは無理しない
働いて精神的にも肉体的にも疲労困憊の中、無理矢理勉強しても効率が悪いことが多々あります。
勿論、疲労の度合いにもよりますが、ご自身で線引きをして無理せず次の日に備えることも大切です。
その際に大事なのは、次の日は必ず勉強すると決めることです。
長時間勉強しようとしない
疲れているときに長時間勉強することはかえって逆効果の場合があります。
その際には、ダラダラと勉強せず1時間~1時間半の短時間で集中できるように時間を区切りましょう。
一日何時間も勉強しなければならない、とプレッシャーをかけすぎるのは禁物です。
適度に休憩をはさむ
ある程度まとまった時間勉強ができるとしても、ダラダラと続けていても効率が上がりません。
疲れてもうこれ以上勉強したくない、と思う前に適度に休憩をはさむようにしてください。
45分から1時間程度勉強したら、10分程度休むなど、ご自身の合うように工夫してみて下さい。
勉強から離れない
疲労の具合によっては、全く勉強する気にならないことがあると思います。
ですが、その際にも全く勉強しない日を作らないようにして下さい。
一日一問でも一ページでもいいので、分量はともかく、とにかく一時も勉強から離れないように心掛けて下さい。
社会人宅建受験生が疲れたときでも勉強するための方法はこちらの記事に詳細がありますので、参考にして下さい。
気が散る、誘惑に負ける場合には
最後に、勉強していてどうしても気が散ってしまうとき、誘惑に負けてしまうときですが、以下の通り進めていきましょう。
改めて目的・目標を確認する
私が思うに、宅建試験を受ける目的やその目標がしっかりしていることが最も大事だと考えています。
実際に私が受験した際も、労働環境は良いとはいえず、肉体的にも精神的にもかなりキツイ状態で勉強しておりました。
その際に自分を支えていたのは、宅建試験にどうしても合格したい、という強い思いでした。
ご自身の中で、ただ何となく宅建の勉強している方は、改めてご自身が宅建を目指した目的やその目標を再確認してみて下さい。
勉強環境を整える
勉強以外に気が散ってしまう、他の誘惑に負けてしまう、という場合、勉強の環境が悪い場合が考えられます。
以下の事項で一つでも当てはまる場合は、注意して下さい。
- 机の上が汚い、モノが多い
- 勉強中、スマートフォンやタブレットをいじってしまう
- 家で勉強ができない
①については、とにかく机の上を片付け、勉強道具一色にしてしまうことです。
片付けは、ご自身の気持ちが落ち着き、その気持ちが勉強へと向くだけではなく、ご自身のストレスを解消させる効果もありますから、机の上をスッキリさせることは宅建の勉強をする上で、プラスな面が多いです。
②については、言うまでもなく勉強以外のこと(インターネットやアプリ、ゲームなど)をしてしまうきっかけを作ります。
スマートフォンやタブレットは生活に不可欠なものとなっているため、なかなか難しい場合があります。
ですが、スマートフォンなどがあるとどうしても勉強できない、というのであれば、他の部屋で充電させるためと称して、勉強中は手元に置かないことを考えるべきでしょう。
③については、単純に勉強場所を変えるとよいでしょう。
図書館・ファミレス・カフェ・自習室など、家以外でも勉強できるスペースは沢山ありますので、どうしても家で勉強できないという方は検討してみて下さい。
それでも宅建の勉強が続かない方へ
もし、ご自身ではどうしても宅建の勉強を続けていくことができない、という方は、あかつき塾でも宅建の勉強を継続していくためのご相談を受け付けております。(サービス内容の詳細については、こちら)
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